食品は、ヒトが生きるために不可欠なもの。
ホテルやレストランなどの飲食施設で出される料理、スーパーマーケットで買ってきた惣菜、学校給食など、提供されるさまざまな食品に対し、ヒトは通常、特別な疑問をもたずにほぼ無条件で摂食します。
食中毒を心配しながら食べることはほとんどないでしょう。
だからこそ、食に携わる者は、その責務として安全で安心な食品を提供することに最大の注意を払う必要があります。
近年、食品の安全性・信頼性に対する消費者意識はますます高まっており、ひとたび「食中毒事故」や「異物混入事故」がでるようなことがあると、社会的信頼は大きく揺らぎ、存在自体が危ぶまれることになります。
私どもコントロール・ラボがご提案する食品工場・飲食施設向け環境品質マネジメントシステムは、「食中毒防止」「異物混入防止」を目的とした、環境の総合衛生管理支援システムです。衛生管理に関するさまざまな課題にワンストップでお応えするため以下のような業務をご用意しています。
環境品質マネジメント業務の一例
- 衛生レベル向上のための環境衛生チェック
- HACCP概念に基づく昆虫相調査
- ゴキブリ、ネズミなどの衛生動物制御管理業務
- チョウバエなどの小型飛翔昆虫制御管理業務
- アリ、ムカデなどの不快害虫制御管理業務
- 緊急時の環境殺菌消毒処理業務
- 目に見えない敵を「見える化」する微生物検査業務
お客様のご要望や施設の規模に合わせて、最適なシステムプランを立案します。
また、それぞれ単独でのご依頼も承ります。
食品微生物検査や成分分析、異物混入の際の異物同定検査、水質検査も行っております。
なお、現場での業務実施にあたっては、食品衛生、制御対象生物の生態・習性ならびに薬剤の安全性等に関して学術的知識・技術を有した技術者が訪問し対応します。使用する薬剤は、すべて厚生労働省承認の薬剤とし、レスケミカル(省薬剤)によるL型管理に努めます。
対応検査項目
- 環境付着菌(拭き取り)検査(一般生菌、大腸菌群、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌 他)
- 空中浮遊菌検査(一般生菌、真菌 他)
- 食品微生物検査(一般生菌、大腸菌群、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌 他)
- 食品検査(栄養成分分析、水分活性 他)
- 異物同定検査
- 保菌検査(赤痢、サルモネラ属菌、腸管出血性大腸菌 他)
- ノロウイルス保菌検査
- 建築物飲料水検査